新築でベランダ「作らない」3割 乾燥機の普及、見た目重視で変化
東京都心で9月29日も雨が降り、観測史上最長となる34日連続の雨となった。
その一方で、ベランダやバルコニーのない家が増え、一部調査では新築で「作らない」人が3割を超えている。
見栄えや掃除の手間、乾燥機の普及などが原因とされるが、ベランダの物干しざおに洗濯物がずらりと並ぶ光景はなくなるのか。
積水化学工業の研究機関「住環境研究所」が、同社の住宅ブランド「セキスイハイム」の間取り約20万件を調べたところ、バルコニー(ベランダを含む)を「採用しない」とした住宅は2018年度は10.8%だったが、2022年度には30.6%に増えた。
バルコニーをつくっても、30歳未満は洗濯物を干す人は半分以下の47.5%だった。
2026年1月に公表された積水ハウス総合住宅研究所の調査では、「洗濯物は日光で乾かしたい」という人が74.3%だったが、10年前より約10ポイント減ったという。
YouTubeなどでは、「ランドリールーム」に乾燥機を備え、部屋干しして除湿乾燥機で乾かす動画も人気だ。
内閣府の消費動向調査(2026年3月)では、洗濯乾燥機や浴室乾燥機も含む、乾燥機を持っているのは全世帯の49.9%。
2人以上の世帯に限ると、30代は約7割が保有しているという。
埼玉県深谷市で新築やリフォームを手がける工務店「イシハラアーキテクト」代表の石原健さんは「最近手がける新築で、ほぼベランダはない」と話す。
住宅の外装デザインへのこだわりから、ベランダを作らないことを勧めているといい、「乾燥機は食器洗い機と同じで、注文する人のほぼ全世帯が欲しがる」という。
朝日新聞より引用
大雨などの異常気象も近年増加し、修繕コストや雨漏りのリスクなども鑑みると、このニーズは続いていきそうです。
竹中