盗撮 盗聴の被害とは

盗撮や盗聴をされないための対策や、すでにされていた場合の対策について知りたいという女性は多いのではないでしょうか。

しかし一口に盗撮や盗聴と言っても、そのパターンは様々であり、それぞれの対策も違ってきます。

幅広く色々な対策を知りたいと思ったら、一つひとつ自分で調べてまとめあげなければいけません。

そんなことをしようと思ったら、かなりの時間がかかってしまうでしょう。

そこで今回はそんな女性のために、あらゆるパターンにおける盗撮や盗聴の対策について、いくつかまとめて紹介していきます。

 

外出先での盗撮はどれくらい起こっている?外出先で使われるカメラとは?

 

盗撮事件は色んな場所で発生していますが、大きく分類すれば外出先か自宅のどちらかということになります。

警察庁が発表したデータによると、このうち外出先で起きた盗撮事件の検挙数は平成26年のもので3,265件にものぼります。

これはスカートの中の下着をカメラで盗撮したり、脱衣所やトイレなど衣服を着けない場所での盗撮のデータです。

検挙数だけでこの数ですから、実際に起こった盗撮事件はもっと多いということが分かるでしょう。

これらの盗撮事件では、どのようなカメラが使用されているのでしょうか?

ここでは、外出先の盗撮に使われているカメラにはどういうタイプのものが多いか説明していきます。

スマホや携帯電話による盗撮は全体の7割を占める

平成26年に検挙された3,265件の盗撮事件のうち、スマホや携帯電話を使用しての盗撮は2,312件にもおよび、全体の70.9%を占めました。

今やある程度の年齢以上ならスマホや携帯電話は持っていて当然のものですし、日常のシーンに溶け込んでいます。

街中や施設内でもスマホの画面を見ながら歩いている人や、スマホを手に持ったまま歩いている人が多く見られます。

こうした人たちのなかに、盗撮犯が紛れ込んでいてもおかしくはありません。

スマホを持ったまま近づいてくる男がいたら、警戒したほうが良いでしょう。

さらに今はカメラのシャッター音を消せるアプリもあるので、特に注意が必要だと言えます。

 

小型カメラを使った盗撮も1割あるので要注意

スマホや携帯に次いで外出先での盗撮によく使用されるのが小型カメラで、平成26年のデータでは359件で全体の11.0%となっています。

盗撮用というわけではありませんが、今は周りに気付かれないように撮影ができる超小型のカメラがネット通販でも簡単に手に入る時代です。

小型カメラはスマホや携帯と違い、シャッター音が鳴らないものが多いので、盗撮がより簡単なものになってしまいます。

さらにやっかいなのが、小型カメラのなかには他のものに擬装したものもあるということです。

例えばボールペンや腕時計、キーホルダーや車のリモコンキーなどの種類があり、どれも一見してカメラだとは気づけないほど巧妙なつくりをしています。

小型カメラによる盗撮被害を防ぐためには、こうした何かを手に持ったまま近づいてくる男に注意する必要があると言えるでしょう。

 

1年間の外出先での盗撮件数が、少なく見積もっても3,265件あるということは、いつ盗撮の被害にあってもおかしくないということです。

さらに使用されるカメラのほとんどはスマホや小型カメラなど、日常の風景に溶け込んで気づきにくいものが8割を占めています。

これらのデータを見ると、外出先での盗撮を防ぐのはかなり難しいようにも感じられるでしょう。

しかし、だからといって盗撮されてもかまわないという人はほとんどいないはずです。

 

次回、注意点や対策についてお話していきましょう!

 

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