尾を引く半導体ショック

リノベーション担当の竹中です。

 

今回は半導体ショックについてご紹介したいと思います。

住宅には関係ないように思えますが、家づくりにも色々と影響を与えています。

半導体は、現代のほとんどの電子機器に搭載されています。

このコラムを読んでいただいている、携帯電話やパソコンにも半導体は含まれています。

スマートフォン、コンピュータ、インターネット、テレビのない生活を想像できますか?

ほとんどの人が「No」と答えるのではないでしょうか。

すべての電子機器は、いくつかの半導体デバイスを使用して作られています。

 

ではなぜ、この半導体不足が世界的に尾を引いているのでしょうか。

原因は、元々、供給がぎりぎりの状態の中おこったコロナウイルスによるパンデミックが引き金と言われています。

各地の半導体関連工場が操業を停止になり、物流の混乱が発生。

またテレワークや在宅勤務など家での生活様式が急変し、企業や教育機関がDX(デジタルトランスフォーメーション)への投資を加速させたことも半導体の需要が大きく増えた要因です。
その結果、世界的に半導体が足りない状況となりました。

 

半導体ショックの余波は、部品の供給不足に繋がり、

エアコンや電灯照明器具、そして冬場に欠かせないガス給湯器や浴室暖房、温水洗浄便座(シャワートイレ)などがいまだに品薄傾向となっています。

少しづつ改善されてはいますが、2024年頃までは続くという予測もでています。

 

家づくりやリフォーム・リノベーションを検討中の方は、

そのあたりも踏まえ余裕をもって、計画されることをお勧めいたします。

 

 

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