住宅売却査定、「金銭的理由」が増加傾向に

不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」を運営するLIFULL(東京都千代田区)は、同社の不動産売却査定サービスの依頼理由を調査し、このほど結果を発表した。

それによると、2025年において「金銭的理由」での売却査定依頼が増加傾向にあり、住宅ローン金利の上昇がこの動きをさらに加速させる可能性があるという。

調査は2019年から2025年3月までの期間、LIFULL HOME’Sの不動産売却査定サービスに寄せられた依頼を対象に実施。

その結果、「相続」「所有者が高齢」といった高齢化に起因する理由に加え、「金銭的理由」での売却依頼が増加していることが明らかとなった。

特に「金銭的理由」は、2019年の8.3%から2025年には9.6%へと増加し、依頼理由の中で4位となっている。

 

新建ハウジングDIGITALより品用

 

住宅価格の高騰や住宅ローン金利の上昇が、家計に影響を及ぼし、売却を検討する要因となっているようです。

住宅ローンの返済計画においては、余裕を持った設計や繰り上げ返済の活用も求められます。

住宅ローン金利の上昇が続く場合、「金銭的理由」での売却査定依頼がさらに増加する可能性も考えられそうです。

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