売り成約は、4カ月連続で前年同月上回る

不動産流通推進センターは10月20日、全国の指定流通機構(レインズ)による9月のレインズシステムの活用状況をまとめた。

売り物件の成約報告件数は1万5896件(前年同月比7.2%増)となり、4カ月連続で前年同月を上回った。新規登録は12万5729件(16.6%増)で9カ月連続、総登録件数は38万8739件(24.2%増)と16カ月連続で、それぞれ前年より増加した。また、総登録件数については、前月比でも17カ月連続で増加が続いている。

 

成約報告件数を取引態様別でみると、媒介契約が1万2854件(2.9%増)、売主は2972件(30.4%増)、代理で70件(12.9%増)だった。地域別の詳細は、東北を除く9エリアで前年同月を上回った。

首都圏は5830件(6.4%増)、近畿圏が3796件(2.9%増)でそれぞれ前年超えだった。加えて、中部圏で1426件(13.6%増)、九州の1259件(13.3%増)、北海道では923件(14.5%増)など2ケタ増を4エリアで記録した。

新規登録件数を取引態様別に、媒介契約は7万8172件(8.1%増)、売主が4万5486件(34.4%増)、代理では2071件(26.0%増)だった。地域別の詳細をみると、10エリア全てが前年より増加した。

特に、首都圏で5万8783件(20.1%増)の大幅な増加が、全国平均を超えて増加を牽引した。近畿圏の2万1335件(16.7%増)や中部圏での9132件(16.3%増)に加え、九州が9374件(16.5%増)となるなど、大都市圏を含むエリアの新規登録件数の増加が目立った。

 

引用:日刊不動産経済通信より

 

小林

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